1万円で株を買ってみよう
今日授業中にこんな質問を頂きました。
「とりあえず株を始めたいんだけど実戦の中で色々経験したい。でもなかなかはじめの一歩が踏み出せない。」
という内容でした。
こういう質問は過去にちょくちょくいただいており、僕はいつも
「1万円分の株を買ってみてはいかがですか?」
と答える様にしています。
「はじめの一歩」を踏み出してみる事
何事もやってみなければ分からない。
だからまず最初に一歩踏み出してみる、それが1万円分の株、という事になります。
現在東証に上場している株式の売買単位は全て100株単位に統一されています。
という事は1万円分の株となると株価100円の銘柄を探せばいい訳です。
正直そこらじゅうでゴロゴロしていますね。
だから株価100円程度の銘柄を最小単位の100株だけ買ってみる事です。
どんな気持ちになるか、を実体験してみる。
自分が実際に株を買ったらどんな気持ちになるのか。
何も感じないのか、それとも何かが手につかなくなるほど株価が気になるのか。
ここを是非実感していただきたいと思います。
この心理、デモトレード、ヴァーチャルトレードといった仮想取引では絶対に味わえません。
トレードは仮想空間でやるものではありません。
実際に日常生活を送りながらその中で行うものです。
日常生活の中で株の取引が自分の心理状態にどんな影響をもたらすのか、自分で「身銭を切って」体験してみてください。
最悪「1万円ならなくなってもいいや」と割り切ってしまいましょう。
注文の入れ方を覚える
実際にどの様に注文を入れるかもこの際に覚えてしまいましょう。
株価の(ほぼ)唯一最大のリスクである時価変動リスクに備えるために注文は毎日必ず入れなければなりません。
様々なネット証券の会社で充実した注文方法がありますが、それらの基本的なやり方さえ覚えてしまえば平日の昼間に株価を観察していなくでも時価変動リスクには充分に備えられます。
せっかく1万円で株を買うのですからそのやり方もこの際覚えてしまいましょう。
いかがですか?
この記事を読んだなかなか第一歩が踏み出せないあなた、その一歩目、1万円で是非踏み出して下さい。