初心者こそ短期売買をすべき

講師ブログ

株のスキルを上げる近道な方法

 

トレードスクールの講師をやっていると色んな質問を受けます。

本当に沢山の質問があるのですが、その中でも多い質問の一つが

「初心者ですが短期売買がいいか、長期売買がいいか、どちらでしょうか?」

という内容です。

この答え、「スキルを身につけたかったら短期売買」です。

理由はいくつかあります。

 

得られるリターンが少なくなるが…

まず短期売買は狙えるリターン=利益が少なくなります。

これはどんな銘柄でも株価がある一定のところまで上昇するにはある程度の時間が必要だからです。

ですのでその時間が短い短期売買はリターンがどうしても少なくなります。

「じゃあダメじゃん」

と思われるかもしれませんが、これは次の観点と大きくかかわっています。

 

取るべきリスクが少なくて済む

 

リターンとリスクはトレードオフの関係、比例します。

リターン=利益が少ない、という事は逆にとるべきリスク=損失も少なくて済みます。

これが投資初心者にとっては非常に大きな事だと思います。

株をやる以上、「リスクは取りたくない、リターンだけ取りたい」という事は出来ません。

株に限らず投資、投機的なものはすべからくリスクを見込まなければなりません。

初心者というのは当然にスキルが身についていない状態です。

その状態で大きなリターンを狙う=大きなリスクを背負う、という事は危険です。

ですのでまず少ないリスクで済む短期売買をしっかりやるべき、と考えます。

 

回数を重ねることでスキルが上達する

 

短期という事の意味は「株に投資した現金が短い期間で現金に戻る」事を指します。

ここで短期売買における「リスクが少なくて済む」と別のもう一つのメリットが出てきます。

それは「回数を重ねることが出来る」という事です。

期間が短ければすぐに現金化できます。

現金化できればまた新しく別の株を買う事が出来ます。

そうやって経験を積むことでスキルが上昇します。

実戦経験を積み重ねる事が技術習得の一番の近道、というのは株の世界に限らずだと思います。

短期売買は技術を付ける一番の近道だと思います。

短期売買は長期的視点が不可欠

 

短期売買をする上で欠かせない点が一つあります。

それは「長期的視点」です。

意外に思われるかもしれませんがこれが欠かせません。

別の言い方をすれば

「長期的視野を持たずに短期売買の精度を上げることは出来ない。」

という事です。

ここは実際にずっと短期売買を繰り返してきた僕自身が声を大にして言いたいことです。

投資期間に関係なく(たとえデイトレードや期間の短いスイングトレードであっても)長期的視点は絶対的に身につけないといけない要素の一つです。

という事はどういう事か

「長期売買の技術は短期売買の技術を身につけることで自然と身についてくる。」

という事です。

 

 

以上です。

今から株を始めようという初心者の方、是非短期売買のスキルを身につけてください。

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