少し前に青汁王子こと三崎優太氏の株の巨額損失に関する記事がメディアを賑わせました。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202408230000556.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/354c4c816da700a838783d028e829f7c18a3e6c5
株をやる必要があったのか?
この方の記事をいくつか目を通しました。
疑問に思ったのが
「果たしてこの人が株をやる必要があったのか?」
という事です。
20億円損失を出した、という記事もありますが、そのことは
「20億円の資産を当初持っていた。」
という事の裏返しでもあります。
それだけの資産を持っている方がそもそも株をやる必要があるのか、という事です。
まあ20億円も投資していれば配当や株主優待だけでもかなりの金額になる事は間違いありませんのでそれを考えると分からなくもないですが…。
リスク管理をどう考えているのか?
ただ株を持っている、というだけでしたらまあ世の中には様々な富裕層の方がみえますので分かるのですが。
最大の疑問が
「リスク管理をどう考えていたのか。」
という事です。
株で20億円損をして、一文無しに近い状況になる、という事はおそらくご自身の全ての資産を株で運用していた、という事になります。
それだけの資産を持っていれば金とか外貨とか不動産とか、様々なものに投資してリスク分散を図るのが常識だと思いますが、全て株で保有していたという事なんでしょうか。
あとびっくりしたのが信用取引で運用していた、という事。
株のトレーダーであれば信用取引で運用するのは当然に常識ですが、厳格なリスク管理、というのが表裏一体です。
それをせずにただ信用取引でレバレッジを効かせて株をやっていたのか、と思うとただただ驚くばかりです。
お金は「武器」であるが…
お金って何でしょうか?
お金は「道具」です。
道具というのはすべからく人の暮らしを便利にするためのものです。
道具と人、上位に位置するのは人でなければなりません。
人がお金に使われるんではなく、人がお金を使うのです。
さらに投資、トレードの世界ではお金というのは「武器」になります。
武器を使って勝負をしていくわけですが、そこで大事な事は
「大きく減らさない」
という事です。
減らさなければ手元の武器は減りません。
減らなければまた勝負が出来ます。
特に株の世界では
「勝つこと」以上に「負けない事」が大事です。
武器を手元に置き続け、ずっと戦い続ける為にも「道具としてのお金」「武器としてのお金」大切にしましょう。