選択の軸、は最終目標から決めないといけない、という事。
BS JAPANNEXTというテレビ局で
「プロ野球トークバラエティ、ダグアウト」
という番組がやっています。
プロ野球を引退した方をゲストに迎え、野球に詳しいMCの方とのトークが繰り広げられますが、これがなかなか面白くて毎週録画して楽しみにしています。
選択をする際の大事な事。
中でも印象的だったのがロッテOBの里崎智也さんがゲストの回でした。
この方は様々な野球番組やYouTube、講演等も行っており、まさに立て板に水、という感じでのキレキレトークを繰り広げていましたが、その中でもハッとさせられたのが
「次の選択は『次の次の選択の為』にしなければならない、という事でした。
これは里崎さんが進路を選ぶ際、常に恩師の方から言われている事らしいてす。
要は「野球で進学する、進路を決めるなら強豪校かどうか、でなく自分が試合に出られるかどうか。」で決めろ、という内容です。
里崎さんは鳴門工業高校から帝京大学へと進学し、そこからドラフトで千葉ロッテを逆指名してプロ野球選手になりますが、その際進路の選択肢は常に「野球強豪校かどうか」ではなく「自分がその学校に行って試合にでられるかどうか」という観点から選んでいた、との事で、それを教えてくれたのが恩師であった、との事です。
何が目標なのか
里崎さんの場合、最終目標は野球選手として活躍する事。
となるとプロ野球なり社会人野球なりのスカウトの目に留まる必要があります。
それを考えると少なくとも「試合に出場する」事が不可欠になります。
ですので中学から高校に進学する時のポイントとしては
「名の知れた強豪校で埋もれてしまう事ではなく、ネームバリューは落ちてもいいので試合に出やすい高校」
となります。
高校から大学進学の際の帝京大学も東京6大学や東都大学野球の超名門ではないですがそこそこ強く、しかも試合に出られる環境だった。
千葉ロッテに逆指名する時も当時プロ野球の他のチームはキャッチャーのレギュラーが決まっているチームが多い中で千葉ロッテはそうでなく、レギュラーで活躍できる可能性が高いチームであったとの事です。
このことから里崎さんの選択は常に「次の次に良い選択をする為に、次の選択をしていた。」と言えます。
いわば
「目標から逆算した選択を常に意識していた。」
このことを里崎さんに教えた恩師の方もそれを実践した里崎さん自身も素晴らしいと思います。
目標から逆算した行動をとれているか
皆さんはトレードをする時に心掛けている事はなんでしょうか。
僕自身、いつも意識するのは
「大きく負けない事。」
「トレードを長く続けられる様にする事。」
です。
そうすれば「利益を出す」という結果が後でついてくる、というのは今までの経験で分かっています。
「利益を出す。」「稼ぎ続ける。」
という目標が明確に見えていれば、その為に何が大事なのか、という事も分かってきます。
結果ブレなくなります。
目標から逆算した行動、常に意識し続けたいです。