「リスクの取り方」こそトレードの基本です。
リスクは管理できます。
今から株をやろうとする初心者の方がまず怖れる事は「損をしたらどうしよう」という事だと思います。
株に限らず投資、投機、ビジネス、果ては人生… どんなものにもリスクはついて回ります。
それは頭では分かっていますが、人は「分からない=不安」なもので、そこを深刻に考えてしまい、初めの一歩が踏み出せない、という方は多くみえます。(かく言う僕自身もまさにそうでした…。)
ただこの場合の「リスク」というのは「管理できるもの」です。
いくらまでなら損をしていいのが事前に決めておく
何度も申し上げますが株というのは利益を出す事もあれば損をすることもあります。
利益が出ている時は何の心配も要りません。
「いくらで確定させようか」という事を色々考えればいいです。
ところが損をしている時こそ大事です。
損=リスクに対してどのような対応を取るかが稼げるトレーダーになる為の必要条件です。
逆にここさえマスターしてしまえば自財人倶楽部のやり方でなくても稼ぐトレーダーになる方法はいくらでもあると思います。
リスクへの対応、リスク管理というのはそれほどまでに大事なものです。
ではこのリスク管理、どうするか。
一番大事な事は
「自分がこの銘柄が損してしまう場合、いくらまでなら損をするかを決めてしまう。」
これに尽きます。
株の売買注文を入れる時に「自分はこの銘柄で〇〇円の損をする」と決めてしまい、その通りの注文を入れる。
いれたらその日は株価も観ない、注文も入れなおなさい、その〇〇円の損は確定したもの、と決めてしまう。
この〇〇円の決め方、そうしてその通りに注文を入れる事、これこそがリスク管理です。
注文方法でリスク管理が出来る
今は各証券会社が多彩な注文方法を用意しています。
この注文方法を使いこなす事でリスク管理が可能になります。
これさえ覚えてしまえば平日の昼間にパソコンにかじりついてチャートを観て、なんていう必要はありません。(現に僕自身も仕事中はほったらかしです。)
どんな投資でも必ず「リスクテイク=リスクを取る」事をしなければなりません。
リスクを取る、という事は取ったリスクを管理するという事と表裏一体です。
しっかり覚えましょう。