3つのお金②

マネー論

前回のブログ「3つのお金①」の続編です。

 

お金を

1.ディフェンスマネー

2.オフェンスマネー

3.レバレッジドマネー

という3つ種類に分けるべき、という話です。

 

この3つのお金をどの様に生み出し運用していくか、という事ですが、僕はこう考えています。

 

・ディフェンスマネーで生活費を賄い

・オフェンスマネーで生活費とは無関係の収入、出来たら不労所得に近い収入を作り、

・レバレッジドマネーはオフェンスマネーに流し込む

 

資産が少なく、給与収入しかないサラリーマンの人、サラリーマンの立場を捨ててゼロ会社を立ち上げる、いわゆる「ゼロイチ起業」をする勇気のない人(僕自身がそうです。)はこれを極めるべき、と思います。

順番に観ていきましょう。

家計の棚卸をしてキャッシュを作ろう

人が文明的な生活を営む以上、必要最低限のお金は必要です。

まずこれをしっかり賄わなければなりません。

これがディフェンスマネーです。

入ってきたお金、キャッシュインフローはまず生活費に回ります。

殆どのサラリーマンの方がここが給与のみだったりします。

高齢者の方は年金もここに該当しますね。

定期的な収入で生活を守るお金、それがまず一番大事ですね。

そしてキャッシュインフォローと生活費の差額が貯蓄に回ります。

そうして自分自身の銀行口座に預金が積みあがっていきます。

ただここから少しお金を作ってください。

「ディフェンスマネーでも貯蓄でもないお金。」

です。

例えば毎月30万円の手取り収入があったとします。

生活費に25万円使い、3万円を貯蓄に回します。

そうすると2万円のお金が余剰となります。

それが第二、第三のお金を生み出す原資になります。

レバレッジドマネーでキャッシュからキャッシュを作り出そう

 

まず今あるキャッシュインフローをディフェンスマネーに回し、そこからの余剰資金をどうするか。

レバレッジドマネーの原資にします。

レバレッジドマネーは値動きのある投機的なもので運用します。

安定していますがリターンの少ない債券投資やある程度まとまったお金の要る不動産投資と違って

・少額資金で始められ

やり方次第で大きく増やすことができる

というのがメリットです。

ただし技術がないと一気に資金を失う、というデメリットも存在しますのでご注意ください。

レバレッジドマネーのゴール=オフェンスマネーで安定収入を

 

固定的な収入(給与や年金)で生活を安定させ、そこから少額でもいいのでレバレッジドマネーにキャッシュを回し、そこでリスクを取りながらキャッシュを生み出します。

それだけでキャッシュインフローは2本になります。

これで充分凄いことです。

ただここで考えたいのがこの

「レバレッジドマネー」の行先です。

どんどんレバレッジドマネーを増やすという選択肢もあります。

ただこの方法、キャッシュを増やしてリターンを増やそうとするとリスクも増やさないといけません。

リスクとリターンはトレードオフの関係だからです。

かといってリスクを増やさないとキャッシュは余ります。

となると預金で置いておくのと変わりません。

大事な事は

「お金を働かせる、という考え方からブレるな!」

という事です。

となるとこういう手段があります。

例えばワンルームの賃貸マンションを一戸、フルローンで購入します。

返済は入居者の家賃から行います。

20年くらいのローンを組むことになると思いますが、これを入居者の家賃プラスレバレッジドマネーで返済していきます。

そうすると早々にローンのないキャッシュインフローが1つできます。

そこでまたフルローンでワンルームマンションを購入します。

そうするとこの返済原資は「入居者の家賃プラス先に返済した1戸目のマンションの家賃プラスレバレッジドマネー」となります。

これを繰り返していくと資産取得のペースはどんどん早まっていきます。

ここのマネーこそオフェンスマネーです。

3つのお金を区別して運用する。

 

・ディフェンスマネーで生活費を賄い

・オフェンスマネーで生活費とは無関係の収入、出来たら不労所得に近い収入を作り、

・レバレッジドマネーはオフェンスマネーに流し込む

これこそ自分自身の目指すところです。

是非参考になさってください。

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